セルフチェックで大人のADHDを診断

セルフチェックで大人のADHDを診断

ADHDは、子供でも大人でもセルフチェックを行うことができます。しかし、チェック項目が多少異なるので、よく確認した上で実践するようにしましょう。大人のADHDのセルフチェックは、次のような項目で行います。
・複数の人と仕事を進める上で周囲から「協力してくれ」などと注意される
・話したいことはあるけど、話す機会が与えられても全くしゃべれなくなる
・独り言が多い
・仕事中でも落ち着かず社内を歩き回ることが多い
・机に座っていても手足をよく動かしてしまう
・ケアレスミスや同じミスを連発してしまう
・仕事の手順を説明されてもすぐに忘れる
・遅刻が多くスケジュール通りに行動できない
・会議に集中できない
・昨日食べた食事を忘れてしまう
・今やるべき仕事があっても、興味のあるものに集中してしまう
・自分の部屋が汚く、なかなか片付けられない
このセルフチェックを行ってみて、当てはまる項目が多ければ多いほどADHDの傾向があると言えます。もちろん、最終的には医師の診断が必要になりますが、前もってセルフチェックを行っておくと、症状も伝えやすいのではないでしょうか。
子供の時にADHDを発症していた場合、それに気付かず大人になってしまうと、自分がADHDであることはなかなか認識できません。単純にそういう性格なんだと思い込んでしまい、ひどく劣等感を抱いてしまう人もいるようです。
ADHDは、早期治療が良い結果を出すと言えます。気になる症状があったら、必ず医師に相談するようにしましょう。