受精能力のある精子

受精能力のある精子

受精能力のある精子を自分が造成出来ているのかを知る為には、病院での検査が有効です。現在では、不妊治療を積極的に進める前の段階として、まずは検査をしてみる夫婦も多いようです。結果次第では積極的に不妊治療を進めることになるかもしれませんが、そういった決断を下す前に自分の体について知っておくことは、夫婦それぞれの長期的な健康を持続する為にも必要なことの一つなのかもしれません。

一般的に、受精能力があるとされる精子は、日本の医療界やWHOなどによってその特徴が数値によって公表されています。時代の変遷によってその数値は少しずつ変わってくる為、自分がどのようなレベルにあるのかを調べて一喜一憂する必要は特にありませんが、自然妊娠できるレベルの精子の数や濃度といったものはある程度の基準として掲げられていますので、参考にする必要はあると思います。ちなみに、精子は3日~5日ほどかけてきちんとした正常な精子が必要な分だけ造成されると言われています。毎日射精している場合、いくら正常な精子が造成されるだけの健康な体を持っている男性でも、状況によっては精子の質が落ちてしまうことになるのです。その為、検査で知るべきことは、恒常的な自分の精子の特徴の特定となります。不妊治療が始まると、定期的に精子の受精能力について検査が行われることになります。抵抗のある男性も多いとは思いますが、夫婦でよく協力しあいながら、受精に向けた連携が必要のようです。