女性の生殖器障害

女性の生殖器障害

女性の生殖器障害は、不妊の原因となるだけでなく、人生を左右しかねない深刻な問題へと繋がる可能性があり、不妊治療の途中で発見し、まずはその治療に一生懸命取り組んでいる、という夫婦もいるようです。主な障害は、膣、卵管、頸管、子宮に見つけられ、その障害の種類としては、欠損、閉塞、炎症、分泌物の不全やポリープ、腫瘍等があります。また、仮に腫瘍でない場合でも、見つかった障害が重篤になってしまうと腫瘍に繋がる可能性もあります。その為には、夫婦相互の理解と協力が必要になるかもしれませんが、不妊治療の前にこれらの障害の治療にきちんと取り組むことで、健康な体を取り戻し、正常な排卵や胎児のすくすく育ってくれる為の体を取り戻せるよう、気長に頑張っていきましょう。

また、検査の結果、生殖器障害が重篤である場合、中には子宮を温存出来ないケースもあります。あるいは、子宮は温存できても妊娠・出産を諦める必要を促されるケースもあります。これはとても残念なことですが、まずは女性の体が健康であることが何よりも重要だということを認識し直し、時間はかかってしまうかもしれませんが、新しい人生の歩み方に向けて少しずつ方向転換を出来るよう、努力をされている女性もたくさんいます。それぞれの悩みは一人で抱えきれないこともありますが、今では同じ悩みを共有する方々のためにサークルなどが存在していて、一緒に前を向いていくことに取り組んでいる方々もいるようです。