小児がんが治る可能性

小児がんが治る可能性

小児がんが完治可能な病気なのかは、とても重要な問題と言えます。小児がんには様々な種類があるので、一言でどれくらいの確率で治るかを言うのは難しいかもしれません。
小児がん全体を考えると、命が助かる可能性は7割程度と言っていいでしょう。ですが、完治できるかどうかという問題に関して言えば、一言であらわすのは難しいと言えます。
その理由の1つに、小児がんは再発のリスクがあるということがあります。1度治っても再度小児がんが発症したら、もちろん治療をスタートさせなければいけません。そのため、再発のリスクがゼロにならない限りは、完治したとは言い切れないのです。
再発のリスクが完全に消えるまでには、かなりの時間を要するでしょう。そのため、小児がんのリスクが完全に無くなる「治癒」という言葉は使われずに、「寛解」という言葉が用いられます。
寛解は、がんがひとまず消滅して、がんのリスクが回避された状態を指します。ですが、この言葉にはいつか再発する可能性もあるという意味が隠されています。そのため、小児がんが完治したわけではありませんが、ひとまず生命を脅かすようなリスクは消失したと考えていいでしょう。
寛解という言葉をさらに紐解くと、「完全寛解」と「部分寛解」に分けられます。完全寛解は完璧な寛解状態を維持していることを言い、部分寛解は部分的な寛解状態を保っていることを言います。小児がんの治療を行う上で目指すのは、完全寛解ということになるでしょう。

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