外科治療による小児がんの治療

外科治療による小児がんの治療

小児がんの治療方法として用いられるのが、「外科治療」という方法です。化学療法は身体のすべてに作用しますが、外科治療の場合は局所的に作用するという特徴があります。
外科手術は、手術を行うことで腫瘍を除去する方法です。小児がんの治療は主に化学療法が行われますが、腫瘍によっては化学療法が適さない場合もあります。その場合は、外科治療によって小児がんの治療を試みます。
固形腫瘍と呼ばれる悪性腫瘍の場合は、外科治療の方が高い効果が期待できると言われています。小児がんが初期の状態であれば、リスクを少なく腫瘍を除去することができます。そのため、初期段階において手術が実施されることも珍しくありません。
ですが、小児がんの多くは早期発見が難しく、発見されたときにはある程度症状が進行していることも少なくありません。そのため、手術での治療が難しい場合も多いのです。
その場合は、最初に化学療法によって症状を抑えてから、改めて腫瘍を除去するための手術が実施されます。一般的には、あらかじめ生検が実施されて、抗がん剤治療へと進み、最後に腫瘍を除去することになります。
また、外科治療は完全に安全な手術ではないということも、頭に入れておく必要があります。手術中に臓器にダメージを与えることで、合併症や機能傷害などがあらわれる可能性もゼロではないのです。さらに血管になんらかのダメージを与えてしまうと、大量に出血してしまうこともあるのです。

このエントリーをはてなブックマークに追加