妊婦葉酸必要量

妊婦葉酸必要量

妊娠したら栄養バランスに気をつける必要がありますが、中でも「葉酸」は妊婦の摂取が奨励されている栄養分です。近年、欧米諸国を中心に多くの研究から、妊娠初期における葉酸摂取不足が原因で、胎児における神経管閉鎖障害の発症率が高まることが明らかになってきました。日本でも2000年に厚生労働省から妊娠の可能性がある女性に対して、葉酸摂取に関する通知が出されました。2002年からは「母子手帳」でも、その必要性について記載されるようになりました。

神経管閉鎖障害とは、妊娠の4~5週頃に起こる先天異常で、脳や脊髄などの中枢神経系の元である「神経管」が作られる時に、神経管の下部に閉鎖障害があらわれ、下肢の運動障害などが起こる「二分脊椎」と、神経管の上部で閉鎖障害が起き脳が形成不全となる「無脳症」の2つの障害に分かれています。後者では流産や死産の割合が高くなります。

厚生労働省では、妊婦の葉酸必要量として、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、通常の食事からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から11日400μg(マイクロ・グラム)を摂取するよう推奨しています。

食事からの葉酸だけでなく、栄養補助食品からも摂取するように指示が出ているのは、葉酸が体内で利用される生体利用率が50%以下であり、そのうえ調理中の損失も多い栄養素であるためです。食べ物から必要量を摂取するためには約6倍量を摂らなければなりません。厚生労働省は葉酸を特定保健用食品の関与成分として認めています。一方で、1日に摂取しても大丈夫な葉酸の量には上限があり、1mgとなっています。サプリメントを使うと便利ですが、過剰摂取の恐れがあるので要注意です。

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