児童扶養手当の手続きのやり方



児童扶養手当の手続きのやり方

母子家庭のシングルマザーがもらえる手当ての中心は児童扶養手当です。児童扶養手当に限らず国や自治体の助成金や補助金は申請をしないと支給がされません。中には母子手当ての存在を知らない親御さんがいて困窮していることもございます。情報が遮断されて孤立してしまうのもシングルマザーの方の抱える問題です。相談窓口を訪れて自分が生活保護の受給対象ということをはじめて知ったという話も珍しくありません。

児童扶養手当の申請は、市町村等の自治体の福祉課で受け付けてくれます。必要な書類がいくつかありますが、同じ役所で手に入るものも多いです。まずは、お子さんとの関係を示す戸籍謄本。住民票の写したもの、支給資格があるとわかる収入証明書などは役所でもらえますので事前に準備しなくても大丈夫です。戸籍謄本や住民票はもらうために免許証などの身分証明書が必要です。自分で持っていくものとしては、手当てを振り込んでもらう預金口座の通帳と印鑑、健康保険証、年金手帳などが挙げられます。

児童扶養手当はシングルマザーだけではなく、シングルファーザー、子どもを引き取った祖父母その他の親族にも適用されます。もしわからないことがあったり、必要な書類の入手方法がわからない場合も役所に足を運べば教えてもらえます。窓口に行けるのは障碍や病気など特別な事由が無い場合、ご本人のみです。役所の手続きはだいたい遅くなりがちですので、せっぱつまる前に申請をしましょう。