パクパク期の離乳食

パクパク期の離乳食

離乳食もステップアップしてくると、パクパク期に入ります。1歳ごろがパクパクになりますが、なかには1歳3ヶ月になってもまだコップから上手に飲めないとか、他の赤ちゃんはパクパクと美味しそうに食べているけれど、ウチの子はなんとなくという感じでとてもパクパクという感じで食べてくれないと、心配したり嘆くママもいます。しかし、嫌がらずに食べているようでしたら大丈夫です。
「パクパク期になると、ニコニコしながら食べる物とばかり思っていた。」なんて勝手に想像していて、夢に描いていたのと違うので心配したり、がっかりするお母さんも現実にいるようです。育児書通りの絵に描いたようにはいきません。しかし、ニコニコ、パクパクもきっと来ますから頑張ってください。離乳食のステップアップをするかどうかは、赤ちゃんが喜んで食べるかどうかというよりも、噛む力がついてきたかどうかが重要です。
この頃になると歯ぐきもかたく噛み上手になってきます。大人と同じ3回食で、大人の食事の中からの取り分けできるのも増えてきます。歯茎で噛んで、歯茎の力が付くような食べ物も与えるようにします。離乳食の形状としては、柔らかめのハンバーグぐらいの柔らかさがいいとおもいます。かみつぶす力も強くなってくるので、やわらかなものばかりでなく、だんだんにかための物にして「噛む力」を育てていきます。
離乳食の量の目安ですが、この頃には栄養の75~80%を離乳食からとるように と指導している育児書もありますが、それはあくまでも目安ですからこだわらないでください。ある程度赤ちゃんの食欲に任せていいですし、ほとんど母乳でも赤ちゃんがご機嫌がよく、元気なら心配いりません。